お知らせ

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2021年度(令和3年度)インフルエンザ予防接種のお知らせ

2021年10月02日

2021年度インフルエンザ予防接種を開始いたしました。
下記ご確認の上、診療時間(9:00~16:30)内に必ずお電話でご予約ください。

 ●接種期間:2021年10月15日(木)から2022年1月31日(月)
  (9:00~11:00の枠でご予約致します) 
  ※当院では例年10月下旬から11月末頃の接種をご案内しています。
 ●料金:自費3,500円
 ●対象年齢:13歳以上
 ●予約電話:075-212-0889
 ●備考:在庫に限りがあります。お早めにご予約ください。

京都市高齢者インフルエンザ予防接種に該当する方
料金:自費2,000円
対象者:以下のいずれかに該当する京都市民
(1) 接種日現在65歳以上の方
(2) 接種日現在60~64歳で,心臓,腎臓又は呼吸器の機能に障害があり日常生活を極度に制限される方
(3) 接種日現在60~64歳で,ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障害があり日常生活を極度に制限される方

※事前手続きにて、接種料金が1,500円・1,000円・無料に該当する場合があります。詳細は下記ご確認下さい。
https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000286841.html
(予防接種の自己負担区分証明書発行申請(接種料金軽減のための事前申請)については、郵送申請受付のみとなり、区役所・支所等の窓口では、申請受付できません。早めにお手続き下さい。)

注意事項
※当日来院の際は、マスク着用で、来院時に手指消毒をお願い致します。
※当日朝を含む接種前2週間に発熱や感冒症状がある場合は接種できません。ご連絡ください。
※喫煙者のインフルエンザの予防には禁煙が効果的です。また、喫煙中の方は、当日禁煙で来院頂ける方のみ予約を受付いたします。
※他院に受診されている方で、ご予約を希望される場合は、担当医に予防接種を受けてよいことを確認して下さい。

10月休診日のお知らせ

2021年10月01日

10月休診日につきご連絡いたします
・10月30日(土)
よろしくお願い致します。

10月11日(月)スポーツの日は、2021年特例措置で7月23日(金)に移動しているため、今年は通常診療となります。
※2021年の祝日移動について(首相官邸HP参照)
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/tokyo2020/shukujitsu.html

新型コロナウイルスワクチン新規受付終了のお知らせ

2021年09月30日

新型コロナウイルスワクチンは、ご通院の方を優先で接種させて頂きました。
一旦新規のご予約受付を終了いたしました。
※10月に2回目接種のご予約を頂いている方のワクチンは確保しております。
集団接種等については、京都市新型コロナワクチン接種ポータルサイト
https://vaccines-kyoto-city.jp
をご確認ください。

8月休診日のお知らせ

2021年08月03日

8月休診日につきご連絡いたします
・8月9日(月)
(8/8(日)山の日の振替休日)
・8月12日(木)~8月15日(日)(お盆休み)

 8月16日(月)から通常診療となります
よろしくお願い致します。

診療時間変更のお知らせ

2021年08月02日

8月から診療時間が下記の通り変更となります。
・診療時間16:30まで(心リハ・検査時のみ)
(一般外来はこれまで通り11:00まで(要予約))
・電話応対は17:30まで
よろしくお願いいたします。

7月休診日のお知らせ

2021年07月01日

下記休診といたします。よろしくお願い致します。

・7月22日(木)祝日海の日※
・7月23日(金)祝日スポーツの日※
・7月31日(土)臨時休診

※2021年の祝日移動について(首相官邸HP参照)
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/tokyo2020/shukujitsu.html

5月休診日のお知らせ

2021年04月30日

下記休診いたします。よろしくお願い致します。
・5月1日(土)休診

心不全療養指導士試験合格!

2021年03月23日

 

 

 

当院看護師スタッフ合格しました。

心不全はあらゆる循環器病の終末像であり、増悪と緩解を繰り返しながら、運動耐容能の低下を来し、生命予後を悪化させる症候群です。

発症・増悪予防のためのセルフケアと療養を継続してゆけるよう支援していく役割があります。その役割を実践するためには、患者を取り巻く多職種との連携、更には地域医療との連携も必要であり、心不全療養指導士はこのような患者中心のチーム医療のキープレイヤーとなることが期待されます。

日本循環器学会HPより
2021年度から開始される「心不全療養指導士」認定制度ですが、超高齢社会を迎えて心不全患者が急増している現状を踏まえ、心不全の発症・重症化予防のための療養指導に従事する医療専門職に必要な基本的知識および技能など資質の向上を図ることを目的として、日本循環器学会より創設されました。
心不全療養指導士の主な役割は、医師以外の医療専門職が、各々の専門職が持つ専門知識と技術を活用しながら、心不全患者に対して最適な療養指導を行うことにあります。

謹賀新年2021

2021年01月01日

新年明けましておめでとうございます

林ハートクリニックはおかげさまで、昨年も重大な心事故はなく、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の院内感染を出すこともなく、無事に10回目の新年を迎えることができました。

昨年は、世界的な新型コロナウイルス感染症蔓延による社会活動低下に伴う経済的な影響もありましたが、何よりも身体活動低下に伴う運動耐容能低下を認め、生活の質の低下や生命予後短縮を生じた年だったと感じています。特に心臓病やそのリスクがある方への直接的な影響や心理的な影響については、非常に心配される状況となりました。

年末に昨年1年間に当院で実施された心肺運動負荷試験を解析しました。その結果、緊急事態宣言前後の3か月間(4月~6月)の運動耐容能の平均値は、その前の3か月(1~3月)の平均値より明らかに低下しておりましたが、幸いにもその後も外来心臓リハビリテーションの通院回数を維持継続された方の運動耐容能は回復してきていることが示されており、改めて院内の感染対策をできうる限り行い、外来心臓リハビリテーション患者さんの受け入れを行っていく重責を感じています。(※昨年当院で実施した感染対策については、InstagramやFacebookをご参照ください)

最も運動耐容能が低下しているのは、社会活動低下が過度であった方々と思われました。不安が強かった、家族の反対があり外に出られなかった、仕事がオンラインになり自宅にずっといた、会社の経営のため自己管理どころではなかったなど、結果として低下せざるを得ない状況と推察いたしますが、心臓病という基礎疾患があるため疾病管理としてはより心配な状況であることには変わりありません。なんとか疾病管理体制も整えられる状況になればと願っています。

今後の感染状況にもよりますが、現時点では感染対策はこれからもしっかりと行いつつ、同時に身体活動低下にならないように維持していくことも重要であると考えています。

心臓疾患に対する適切な疾病管理を行い、健康寿命延伸・生活の質の向上を目的に、必須の治療「外来心臓リハビリテーション」を提供し、地域の皆さまのお役に立てるように、引き続き本年もスタッフ一同精進してまいります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
令和3年 元旦  林ハートクリニック 院長 林宏憲

(南天は難を転じて福となす)

「地域連携の集い」で発表いたしました

2020年12月19日

2020/12/19(土)に京都府立医科大学付属病院と京都府医師会共催で行われました、「地域連携の集い」ー地域全体が集結する医療のためにー(WEB開催)に、演者の一人として参加し発表いたしました。

今回のシンポジウムテーマは「高齢化社会と共に歩む循環器診療」、発表したパネルディスカッション「高齢者の循環器における地域包括ケアについて」というテーマの中で、「心不全・心臓リハビリテーション(案内状はリハビリテーションでしたが実際は心臓リハビリテーションです)の話題」を、担当いたしました。

これまで世界で報告された数多くのエビデンスをもとに循環器学会他が作成した「急性・慢性心不全診療ガイドライン」では、左室駆出率EFの低下した心不全(HFrEF)やEFの保たれた心不全(HFpEF)にも心臓リハビリテーションは推奨されています。また、日本心不全学会作成の「高齢心不全患者の治療に関するステートメント」では、心臓リハビリテーションは高齢者心不全に対する基本的な治療法であると記されています。現在わが国にような超高齢社会における循環器診療としても、心不全やフレイルに対する外来心臓リハビリテーションは、各学会の方針としても必須の治療(必ず受けなければならない治療)と位置付けられています。

心不全の5年生存率は、がんの平均的な生存率とほぼ同等かそれよりも悪いといわれていますが、外来心臓リハビリテーションによる運動療法を含む疾病管理を継続して行った人は、行わなかった人よりも、生命予後が改善することがわかっています。心不全の外来患者さんの数は入院の3倍になると考えられ、再入院を防ぎQOL改善や生命予後改善のためには、外来心臓リハビリテーションは地域包括ケアとしても必要な診療ですが、実はほとんどの心不全患者さんは、外来心臓リハビリテーションを受けておられないこともわかっています。また、心不全は無症候性の時から疾病管理を確実に行うことが、心不全入院や増悪を防ぐことにつながります。

心不全治療は地域全体で診ていく必要があります。その中で当院では保険適応のある通院可能な心不全患者さんに、必須の治療である外来心臓リハビリテーションを提供しています。まだこの治療を受けられていない方は、是非ご相談ください。